まちづくりを通じて創造性を育む
【ESD持続可能なまちづくり学習プログラム】は小学校高学年「総合的な学習の時間」で活用するために開発されました。地域へのフィールドワークや住民へのヒアリング、情報の収集・整理・分析・統合といったグループワーク、実際のまちづくりへの提案を通じて、地域人としてのアイデンティティ、主体性、コミュニケーション力、そして創造性を育みます。
南北に長く四季に彩られた日本では、地域ごとに多種多様な文化、伝統、暮らしをつくってきました。「里山:SATOYAMA」にみられる地域の自然と調和した暮らしは、環境保護が叫ばれる現代において、世界から「持続可能な暮らしの原点」と見直されています。
しかし日本は人口減少社会に突入し、地方から都市部へ人材流出が加速していくにつれ、そうした文化、伝統、暮らしと、それを育んできた地域そのものが衰退の危機にあります。
地域とのつながりを学び、地域の明日をつくる。
こうした「日本らしさ」を継承する人財(あえて財とします)をどのように確保するのか。
その方法の一つが子どもの頃から「自分の地域」につながりと関心をもってもらうことだと考えています。地域に出て、見て、感じ、考えた経験や記憶が将来の選択に何かしらの視点を与えてくれると思うからです。
グローバル化した社会にあっても、自分自身の中に「地域」というアイデンティティを持つこと…それが持続可能なまちづくり、日本らしさの継承への一助になると考えます。
地域や教育現場でご活用いただけます。
ESD持続可能なまちづくり学習プログラムでは教育現場でのスムーズなご活用のために教員用マニュアル、児童の理解を助ける児童用副読本をご用意。ダウンロードして自由にお使いいただけます。
ESD持続可能なまちづくり学習プログラムマニュアル
教員用マニュアル:ダウンロード(PDF)
児童用副読本:ダウンロード(PDF)
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